ペトラのベドウィンにはご注意! 引っかかるのはなぜか中年の独身女性が多い…?

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ルダン観光の目玉は言わずと知れたペトラ遺跡。ペトラは薔薇色の都市とも呼ばれており、岩と石でできた古代都市。ペトラとはギリシャ語で「岩」という意味なんです。薔薇色の都市と呼ばれているのは、太陽の光を受けて温まった岩がローズ色へと色を変えるため。午後から夕刻にかけては遺跡内が薔薇色に染まるので、とても美しいです。

ペトラ遺跡の目玉 エルハズネ

今更ながらペトラとは何ぞや?

ペトラは、西暦前1世紀から西暦1-2世紀にかけて建設されたナバテア人の王国の首都だったということが分かっています。ナバテア人というのはもともと遊牧民族だったようですが、砂漠を横断するキャラバン (隊商隊) の安全を保証することで経済的な見返りを受けるようになり、この都市はとても潤うようになりました。

現在ペトラは世界遺産に指定されています。1985 年くらいごろまではペトラ遺跡内にアラブ (ベドウィンたち) が生活していました。でもペトラを世界遺産に登録するにあたって遺跡内から彼らを追い出す必要が生じ、ペトラ遺跡の周りにベドウィンのための住居が建設されました。現在ペトラで商売をしているベドウィンたちは、この住居からペトラ遺跡に通ってきています。

ペトラ遺跡内の岩はマーブル状でとても美しい

ペトラにいるベドウィンとは?

ぱっと見では分かりませんが、ヨルダンは部族社会です。ペトラ付近に住むベドウィンたちもいくつかの部族に分かれています。この部族に属さないアラブはペトラで商売をすることはできません。同じようにワディラムにもいくつかの部族が住んでいて、ワディラム砂漠はこうした部族の生活領域です。その部族に属さないアラブがワディラムに住んだり商売をしたりすることはできません。

このように部族というのが非常に大きな力を持つのがヨルダン。もちろんこの傾向は田舎に行くほど強くなります。アンマンに限っては、パレスチナ人やその他イラクやシリアからのアラブなどいろいろな人種が生活していますので、部族意識は田舎ほど強くありません。でもアンマン以外の場所では特定の部族が特定の地域に固まって住み着いています。

さて、一般的にペトラの部族 (ベドウィンたち) は同じヨルダン人たちの間でも評判がよくありません。ヨルダンのアラブ達がペトラのベドウィンたちのことを好意的に話すことはあまりありません。あまり関わらないほうがいいとアドバイスされることが多かったです。ツアー関係のアラブ達はどうしてもペトラに足を運ばざるを得ないのですが、アンマンに住むアラブのガイドやドライバーたちはペトラのベドウィンたちとつかず離れずの距離を保って、あまり深く関わらないようにしています。

なぜ中年の日本人女性がペトラのベドウィンにはまるのか?

このペトラのベドウィンたちにハマってしまう日本人女性がいるのですよね~。その多くが独身の中年女性。ペトラのベドウィンたちはとにかく積極的に女性たちに声を掛けます。彼らはツーリスト慣れしているので、とにかく声をかけて、あわよくば一夜だけの体の関係にでもなれることを期待しています。もちろんそう割り切って体の関係を持つ欧米のツーリスト女性も多いと聞きます。

日本人女性はこうした男性側の積極的なアプローチに慣れていないので、ベドウィンたちにしつこく声をかけられると自分が特別だと思い込んでしまう人が多い気がします。違うのよ、それホントは!これはもうアラブの特技ともいえるかもしれませんが、アラブって相手に「私って特別な存在なんだ」と思わせるのが得意。もともとアラブはとてもホスピタリティにあふれた国民。それにプラスしてペトラのベドウィンはツーリストの扱い方を心得ているので、すごく歓迎してくれますし、甘いことも平気で言います。ですから話しているうちに「あれ?自分って特別扱いされてる?」と嬉しくなってくるかもしれません。

でもご注意を。アラブはあなただから特別扱いしているわけではありません。誰にでも同じことを言っています。あなたが特別なわけでは決してありません。ちょっと冷静に考えてみてください。ペトラには世界中から何十万という観光客が訪れます。各国の美女たちもたくさんペトラにやってきます。そんな中で、中年のアジア人女性は冴えない存在

そんな中年女性にあえて声をかけてくるとすれば、ターゲットにされているだけです。目当てはお金かもしれません。中年女性には体の魅力はもはやありませんからね。仲良くなったら、どこかでお金を落としてくれるかもしれない。アラブは部族社会ですから、親族が経営するお店でたくさんお買い物をしてくれるかもしれない。親族の男性にドライバーの仕事が回ってくるかもしれない。親族が経営するホテルに泊まってくれるかもしれない…こうした打算があります。

これは商売をしている人なら当然の打算ですから、ペトラのベドウィンたちはごく普通のことをしているだけ。でもそれに乗せられて特別な存在だと信じ込む日本人女性がいるのですよね…。中にはやがてベドウィンと結婚する人もいます。あるいは結婚まではいかなくても、ペトラのベドウィンに心底惚れて定期的に日本から何度も通い始める人もいます。はっきり言いましょう、アラブから見れば「滑稽な女」です。でもお金を落としていってくれるので、アラブにとっては貴重な存在。

これを分かっていて通い詰める人がいても問題ありません。ペトラは魅力的な観光地です。でも問題なのは、自分はアラブに特別扱いされていると思い込むこと。もうこれは本人が信じ込んでいるので仕方ありませんが、「あなたは決して特別な存在ではないのですよ、ほんとに気を付けて!」と言いたい。日本の独身女性って甘い言葉や特別扱いに飢えているんでしょうか。アラブにのめりこんでいるこうした中年女性の姿って痛々しいんですよね…。

そうそう、そしてそんな日本人女性に限って「アラブとは」ということを説いていたりするケースもありますが、不正確な情報が多い。分かった気になって、アラブと心が通じてると思っているのは本人だけかも…。

思い込みの激しさがそうさせる?

以前に一度ツアーのお世話をした日本人女性がおられて、その後ヨルダンにはまり一人でペトラに何度も通い詰めています。初老 (?) に近い独身女性。なんでもペトラのベドウィンに名前まで覚えてもらって、友達として特別に扱ってもらっているのだと SNS 上でアピールしています。でもけっこう高額なものを買っておられるようなので、ベドウィンにとってはお金を落とす貴重な客なんだなとすぐに分かります。ヨルダンの経済に貢献しておられるという意味では素晴らしいですね(笑)。

この方は、私がお手配した初めてのヨルダン旅行の時にワディラムの砂漠でアラブの部族間の確執 (つまりベドウィン同士の稚拙な客の取り合い) に巻き込まれました。この方の目の前で、この方をめぐってアラブ達が殴り合わんばかりの争いを始めたのです。私の取引先の会社のドライバーはとばっちりを受けて、車は蹴られるわ脅しつけられるわ大変な目に遭いました。すっごく怖かった❕ と現地で電話してこられたので、それが部族間の確執であることをお伝えしたのですが、お気に召さなかったようですぐに電話を切ってしまわれました。

そして後に SNS 上で「純粋なヨルダン人より他の国から来て観光の仕事に携わっている人が多い。顔を見たらヨルダン人なのか近隣の国から来た人なのかが分かる。よその国から来たという気配がすると余計厳しい」などと自説を展開。

なんとも突っ込みどころ満載のコメント…。はい、すべて間違いです。ヨルダンのペトラやワディラムでは、そもそもよその国から来た人が商売することなんてできません。ペトラやワディラムにもシリア人やエジプト人はいますが、彼らは労働者です。ペトラ遺跡内の馬やロバの糞を片づけたり、ワディラムのキャンプ場で掃除や料理をしたりなど下働きをしているだけ。商売に関わるのはすべて生粋のヨルダン人です。でも部族が違います。もちろん外見でどこの部族かある程度分かります。私でも、ペトラのベドウィンかワディラムのベドウィンかの区別ができることがあるくらいです。私のドライバーはアンマン在住で、しかもパレスチナ系だったので、この部族間の確執からとばっちりを受けただけ。

そんなヨルダンの事情を知らずに、独自の解説を SNS 上で展開するこの女性。部族間の確執だと私が伝えた事実は、彼女の中では私のドライバーが悪いということに。「この女性は何も分かってないなと思って電話を切った」などと私のことをさんざん悪く書かれていました。トホホ…分かっていないのはどっち❓ 思い込みの激しい人です。こうやって知った気になっているのはいいのですが、コミュニケーションもろくに取れないのにベドウィンに関わり続けて、いつか痛い目に遭われないかが心配です。ま、彼女が望んでしていることですから…ね。

そんなドラマが展開されるペトラ遺跡。とはいえ、ペトラ自体はとても素敵な観光地ですので、ぜひ適度なガードは怠らずにペトラ観光を楽しんでいただきたいと思います。ただしもう一度言いますが、ベドウィンにはハマらないほうが身のためですよ。

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