コネが命のアラブ世界で外国人が生き残るには?

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ラブ世界では、名字はかなり重要な位置を占めます。なんせコネで成り立っている世界ですから、「○○を知っている」という風に、ちょっぴり名の知れた人と知り合いだとアピールすることで物事がスムーズに運びます。別に超有名人でなくてもいいのです。この世界では、コネなしの外国人はかなり不利な立場に置かれることになります。

私には「ダッバース」という名字を持つ友達がいます。ヨルダン人のおじさまです。ダッバース家とは家族ぐるみの付き合いです。さてこの「ダッバース」ですが、”デッバース”であろうが”パンパース”であろうが私にとっては重要な意味を持ちません。ですが、実はこの名前、ヨルダンではかなり有名な名前で、知らない人はいないのです。なんでもパレスチナでかなりの大富豪だったようです。

さて、仕事を始めた私が一番初めに直面した危機は、お給料未払い。こちらでは至極当たり前のことです。お給料日が過ぎても、待てども暮らせども払われる気配すらない。ダッバースおじさんに相談しました。おじさま曰く、「たった一人きりの外国人だと思ってナメられているに違いない。一人じゃないってことを証明するために、わたしが出向いてあげよう」。

というわけで周到な準備のもと、しかし偶然を装ってダッバースおじさんがオフィスを訪ねてくれました。演じるのが上手なアラブのこと。ダッバースおじさんも演じましたが、社長も演じ切りました。でも動揺は隠せません。というのもその翌日、しらじらしく「そういえば…月末過ぎてたっけ?」みたいな感じで、お給料が無事に支払われたのでした。

この時点で、友達からはブーイングの嵐。「会社を辞めろ」コールが沸き起こったのですが、もうちょっと、もうちょっと、と頑固に続けた私。でも最終的にお給料交渉が決裂して、やはりこの会社を去ることになりました。

アラブ世界でコネがない外国人は不利ですが、心優しくて面倒見が良いアラブと出会うことで助けになってくれることも多々あります。ですからヘルプを求めるを恐れない。アラブ世界では濃厚な人間関係がとても大切なので、近所のおっちゃん・おばちゃんとはできるだけ親しくすべき。鬱陶しいアラブに付きまとわれて困ることもあるのですが、純粋に助けになってくれるアラブもたくさんいます。線を引きつつ、うまく付き合う…。これもアラブ社会で体得した人間関係構築のスキルであります。また追い追い書きたいと思います。

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ちなみにこの現地旅行会社はその当時(2008年当時)、まだ日本でヨルダン観光がそれほどメジャーでなかった頃に、日本のとある小さな旅行会社と取引をしていました。日本の会社と取引をしているのだからお給料の未払いはないだろうと思っていましたが…、全く関係ありませんでした(笑)。

今、その日本企業とは多分もう取引はしていないと思います。というのも、日本でもやがてたくさんの旅行会社がヨルダン観光を扱うようになりましたので、小さめの会社は日本でもヨルダンでも競争に生き残れなかったものと思われます。

そしてフリーランスになった私は、日本からのお客様をけっこう取るようになりました。数年後にこの現地旅行会社からしれっとクリスマスカードか何かが届きました。Hello, How are you? みたいな。これもアラブ流。ほとぼりが冷めたころにしれっとコンタクトを取り、また一緒に仕事しない? みたいなお誘いをしてきます。

おぬし…わては日本人や。その手には乗らん。去ったところには戻らへんのや。それに元はと言えば、ケチケチして望み通りのお給料(決して高くなかった)を支払わんかったアンタが悪いんやで。

というわけで、もちろんそのメッセージを華麗にスルーしたことは言うまでもありません。これがヨルダンで初めて働いた最初の旅行会社の結末。思えばこれが本当の意味でのアラブ世界での洗礼でした。仕事を始めたことで私はアラブ世界にどっぷりつかるようになり、甘いも酸いも全て経験することになります。今から思えばすべて良い経験です。

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