なぜアラビア語は世界一難しい言語と言われているのか?

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ラビア語って…? 時々耳にするけど、一体どんな言語?? よく分からないけど難しいというイメージだけは付きまといます。あるいはもうすでに少しアラビア語をかじってみたけれど、マスターする自信がない…などなど、それぞれのご感想があるかもしれません。13年前、アラビア語を全く話せない状態でヨルダンに飛び込んだ私が、一からアラビア語を学んだ実体験をもとにアラビア語を解説します。

結論からいえば、ド素人でもアラビア語はマスターできます! 日本でメジャーな言語ではない分、何から始めたらいいのか分からないという方も多いと思います。この記事が少しでもご参考になれば幸いです。

アラビア語は日本ではまだまだ馴染みが薄い言語かもしれませんが、実は世界人口の5分の1が話すと言われているメジャーな言語の1つです。そして、アラビア語は世界で4番目に多く話されている言語です。ただしサイトによっては、アラビア語は世界で5番目に多く話されているとしているサイトもありますので、この辺は少し差があります。いずれにしてもかなりの割り合いで話されている言語であることは確かですね。

このブログの他の記事でも少し触れました (アラブとは? アラブの定義) が、アラビア語が話されている地域は以下のようになっています。

とはいえ、上の地図でアラビア語圏に含められているすべての国でアラビア語が第1言語として話されているわけではありません。アラビア語よりも地元の言語が優先的に話されている国もあります(例えばソマリアなど)。

アラビア語は右から左へと読みます。よくミミズがはったような文字と言われることがありますが、そう、それです。アラビア語のアルファベットは合計で28文字あり、1つ1つのアルファベットの読み方さえ覚えれば、誰でもアラビア語を読めるようになります。

とはいえ、アラビア語はひとまとまりの単語になるとアルファベットの形が変わるのが難点。なので、単体でのアルファベットを知っていても、単語としてのひとまとまりになると「あれ? これはどのアルファベット…?」と戸惑うこともあります。ま、最初のうちだけです。😉

2. アラビア語が世界一難しい言語と言われる理由は?

アラビア語学習者泣かせなのは、アラビア語が世界で一番難しく複雑な言語といわれているから。実はアラビア語とひとことで言っても、大きく分けると2種類あります。フスハーと呼ばれる正式アラビア語アンミーヤと呼ばれる方言です。アラビア語学習=正式アラビア語を学ぶことと思われているので、通常のアラビア語学習者は正式アラビア語のフスハーから学習し始めます。

ところがこの正式アラビア語は、アラブの日常生活では全く話されていません。ニュースで聞いたり、新聞や書籍で読んだりするときにだけ使われます。アラブは日常生活ではアンミーヤと呼ばれる方言を話します。ですからアラブであっても正式アラビア語(フスハー)をきちんと話せない人が多いのです。

そんな正式アラビア語を外国人が学ぼうとすると…ほとんどがつまずきます。そして何年経っても話せるようにはなりません。なぜならアラブとコミュニケーションがスムーズに取れないからです。フスハーは生きた言語ではないのです。

3. アラビア語は本当に世界一難しい言語なのか?

アンミーヤ(方言)になると、世界一難しいわけではありません。何せこの方言は、正式アラビア語(フスハー)を簡潔にしたものだからです。ですから、アラビア語学習のコツは、アンミーヤ(方言)を学ぶこと。ところがこのアンミーヤと呼ばれる方言、残念ながら国によっても地域によってもかなりの違いがあります。ですからアラブ同士でも国が違えばお互いの方言が分からないということが起こり得ます。恐るべし、アラビア語!

4. アラビア語習得のコツは?

ひとえに、アンミーヤ(方言)を集中的に学ぶこと。これに尽きます。もちろん最終的にはアンミーヤ(方言)だけでなく、フスハー(正式アラビア語)も理解できたらいい。でも最初にフスハーから入ると、途中でつまづくか、あるいは習得に何年も(十数年も?)かかったうえに、人々と心と心が通うコミュニケーションは一生取れないまま…ということになり得ます。

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5. アンミーヤ(方言)を学ぶメリットとデメリットは?

アンミーヤ(方言)を学ぶメリット(利点)は挙げつくせないほど沢山あります。アンミーヤはアラブとの間の垣根を取り除き、心と心を通わせることができるアラビア語です。他のメリットとして、フスハーと比べて比較的短期間で話せるようになること、人々が日常的に使っているアラビア語なのでいったん基礎ができたらどんどん伸びること…などがあります。

デメリット(不利な点)としては、アンミーヤを学んでいると聞いたアラブから良い顔をされないことがあるという点です。多くのアラブは、アラビア語学習者はフスハーを学ぶべきだと決めつけています。アラビア語が世界一難しい言語であることに誇りを持っているので、アラビア語学習者はフスハーを学ぶべきだ! というのです。自分たちは日常でフスハーを全く使っていないにも関わらず…です。

アラブはもともと矛盾が多い国民なので、このようなつじつまの合わない理論を聞いても慌ててはいけません。アラブだからアラビア語が上手に教えられるわけでは決してないのです。むしろアラブはアラビア語学習を煩雑・難解なものにしてしまいます。

アンミーヤを学ぶもう一つのデメリットは、教材が限られることです。アンミーヤは話すための言語なので、フスハーほど教材がありません。主に耳で聞き、人々と実際に話すことで覚えていく言語です。

また教材が少ないもう一つの理由としては、アンミーヤには種類が多すぎることが挙げられます。同じ国でも北と南、あるいは東と西ではアンミーヤが異なりますので、教材を準備しにくいといえます。でも学んでいくうちに、アンミーヤの違いが分かるようになり、それに伴ってアラブの出身国や出身エリアが分かるという楽しさがあります。これだけでアラブと盛り上がります。また、アンミーヤに特化した教材も英語圏では多く活用されています。このブログ上でも、アンミーヤの教材は追い追い取り上げたいと思います。

6. フスハー(正式アラビア語)を学ぶメリットとデメリットは?

フスハー(正式アラビア語)を学ぶメリット(利点)は、まず読むことがスムーズになるという点です。それもそのはず、フスハーは読むことに特化した言語だからです。ですからアラビア語を学問として追求したい人には向いていると言えます。さらっと読めるとかっこいいですしね!

デメリットは、フスハーを話すことで、意図せずともアラブとの間に壁を作ってしまうことです。フスハーはアラブの間でもアカデミック(学問的)な分野で、話せるか話せないかは教育のレベルに如実に表れます。アラブでもフスハーに苦手意識を持っている人、うまく話せない人は沢山います。

こちらがフスハーで話しかけると、アラブはフスハーで応答しなければいけないと自動的に思い込みます。あいさつ程度のフスハーならどのアラブでも知っていますが、それ以上の会話は不自然になり、続けたがらないアラブもたくさんいます。

7. アラビア語学習者にお勧めなのはフスハー? アンミーヤ?

アラビア語を学ぶ目的によります。つまり、学問あるいは宗教の言語としてアラビア語を学びたいのか、純粋にアラブとコミュニケーションを取りたいのか、という2つの目的の違いです。コミュニケーションを取りたいという人は、もう文句なしにアンミーヤを学ぶべきです。もう一度言います。フスハーは生きた言語ではありません

またアンミーヤとフスハーは別物のように聞こえますが、実は土台になっているのはフスハーで、それを簡素化したものなので、フスハーについてもある程度知ることができます。反対にフスハーだけを学んだ人は、アンミーヤは決して理解できません

実際私は、色々な国のアラビア語学習者と接してきましたし、観察してきました。フスハーを最初に学び始めた人は、5年経ってもアラビア語をうまく話せません。そもそも結果が出ないのに5年も学び続けることはできないので、脱落者がたくさんいます。

反対にアンミーヤだけに絞って学んだ人は1年もすればアラブとかなりの程度コミュニケーションが取れるようになります。もちろんこれは、アラブと接することが多い環境の人たちです。アラブと接する機会がないアラビア語学習者の場合は、アンミーヤ習得にも時間がかかるでしょう。なんせ言語習得のコツは使うことなのです。

8. 数多くあるアラビア語のアンミーヤの中で汎用性が高いのはどれ?

Levantine Arabic (レバンティン・アラビック=レバノン方言)と呼ばれる方言は、レバノン・シリア・ヨルダンで主に話されている方言ですが、アンミーヤの中でも一番汎用度が高くて理解されやすい方言です。

Levantine Arabic を話すなら、サウジなどの湾岸諸国でもイラクでもエジプトやリビアでもほぼ通じます。なぜか? なぜならアラブ世界の連続ドラマにはこの Levantine Arabic が使われることが多いからです。特にシリアは数多くの連続ドラマをアラブ世界に送り込んでいます。また、アラブ世界で有名な歌手の多くがレバノン人です。こうした理由で、Levantine Arabic 圏ではないアラブたちもこの方言に馴染みがあります。

ただし例外もあり。もしアラビア語を学ぶ目的がモロッコやチュニジアなど北アフリカ大陸のアラビア語圏で暮らすことやそこで結婚するなどの場合は、Levantine Arabic はお勧めできません。北アフリカに関しては(エジプトやリビア以外)、フランス語と土着の言語が混ざり合っていますし、もう別世界のアンミーヤです。北アフリカのアラビア語圏に標準を当てておられる方に限っては、ダイレクトにその国のアンミーヤを学ばれるようにお勧めします。

9. アラビア語を効果的に学習する方法とは?

日本で入手可能なアラビア語教材は、正式アラビア語(フスハー)がほとんどで、しかもエジプト訛りの強いものが多い。なので個人的には、あまりお勧めできません。私はヨルダン留学前に NHK のアラビア語教材を何度か買ったことがありますが、内容はほとんど役に立ちませんでした。それにエジプト訛りはきれいな訛りではありません。日本語で言うと東北弁のような扱いで、愛嬌はあるかもしれませんが…(東北に悪感情があるわけではありませんよ!😅)。

当方では、シリア人などとタッグを組んでアラビア語のオンラインレッスンを行っています。私の教え方の特徴は、アンミーヤ(Levantine 方言)だけに集中すること、そしてレッスンに必ずアラブが同席することです。中東で培った人脈をフルに活用し、イラク人、シリア人、レバノン人、ヨルダン人などをゲストとしてレッスンに招きます。

かつては自身もアラビア語学習者だった経験を活かし、確立した学習メソッドにアラビア語ネイティブを加えることで、アラビア語学習を生き生きしたものにすることができます。ホームページはこちらです。https://online-lessons.picturesque-jordan.com ご関心のある方は、ぜひお問い合わせくださいませ。またこのブログ上でも、アラビア語習得に役立つ情報をアップしていきたいと思っています。

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