Welcome to Jordan (ヨルダンへようこそ)!!

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ルダンに観光に来られると、まず聞くのが「Welcome to Jordan!」(ヨルダンへようこそ)という挨拶でしょう。アラビア語では“Welcome” のことを「アハラン ワ サハラン」といいます。タクシーの運ちゃんから道ですれ違う人まで、とにかく「ウエルカム」または「アハラン ワ サハラン」と歓迎してくれます。1週間から2週間ほどの観光で帰られる日本人のお客さまは、口をそろえて「ヨルダン人ってフレンドリー!」と満足げ。

はい、確かに…。でも知らぬうちが花? 3ヶ月ほど経つと「もしかして私って、騙されている?」と気付き始めます。「アハラン ワ サハラン」というわりに搾取してるやん! ぼったくってるやん! 利用してるやん! となるわけです。

こうなると、「外国人やからゆうて、なめんときや」とこっちも戦闘態勢になって来ます。その頃から猜疑心の固まりになり、「騙されてはなるものか」と50フィルス (当時で7円ほど) をめぐってタクシードライバーと争う日々がしばし続きます。これ、ヨルダン時代の初期の話。

やがてそのむなしさにはたと気づいて、あきらめの境地に入っていきます。心が少し寛容になり、100フィルス (当時で13円) くらい黙ってサービスしてやろう、と思えるようになります。

それでもキー😡となるシチュエーションは日常茶飯事。そんなとき、外国人同士で慰め合っていた言葉が「Welcome to Jordan」。私たちが皮肉交じりで使うこの表現は、ニュアンス的に「しゃーないな。ここはヨルダンやから」という現地在住者の自嘲と同情と哀しみの入り混じった表現なのです。

さて下の絵は、ヨーロッパ圏の友達からもらったもの。アラブ世界に住む外国人が到着してから10年後にラクダに“改宗”する様子を表したもの。英語の分かる人には、かなり面白いのではないかと思います。

私の友達、下見に行った2007年にこの紙を私に渡しながら、ニヤリと笑い、「これでも来る?」と聞きました。その時彼らの滞在歴は7年目。

その当時は中東ド初心者だった私もすでに中東で13年目。とはいえヨルダンは7年住んだ後に離れたので、ラクダに改宗までは行きませんでした。”Totaly Lost” の一歩手前で離れて良かったかも(笑)。

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