ジェムハンター 中東に眠るダイヤモンドの原石を発掘する!

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ラブ世界で暮らすのは結構大変なことです。そしてアラブと深く付き合うのも結構大変なこと。それでも中東の魅力に惹きつけられて早13年。「何がそんなに魅力なんですか?」と聞かれることがありますが、ひとことで言うと…そうですね、中東に眠る「ダイヤモンドの原石」に惹きつけられているのだと思います。

ダイヤモンド? ヨルダンなどの中東にダイヤモンドなんてあったのか? と思われた方、この場合の「ダイヤモンドの原石」とは本物のダイヤモンドのことではありません。

どの国にも良い人と悪い人がいます。中東でもそう。中東の場合、悪い人の割合が他の国と比べて少し(いや、かなり?)高いだけで、良い人もたくさんいます。中東では「毛深いだけが取り柄の情けない男」に遭う確率も非常に高いですが、その反面すばらしい人格の持ち主に会うこともあります。男性・女性を問わず…です。

そんな人たちを私は「ダイヤモンドの原石」と思って、非常に愛おしく感じてしまうのです。ダイヤモンドは研磨されるとさん然と輝きますが、加工されていないときはただ鈍く光ります。とはいえ、未加工のダイヤモンドは美しい宝石になる潜在能力を内部に秘めています。

私が日常的に出会う人たちの中にも、とことんアラブでありながらもキラリと光る何かを持っている人たちがいます。アラブ世界は第3世界と呼ばれ、いろんな面で遅れているし、がっかりさせられることも多い。腹の立つこともいーーーっぱいありますが、そんな一部の人たちが持つキラリと光る潜在能力にかけてみたいと思うのです。

「ホンマにいい加減にしときや」と腹立たしく思う気持ちと愛おしさとが混在した相反する感情が同居しています。全く対照的な感情なのですが、自分でも不思議なくらいきちんと同居してくれていて、プチンとキレても長続きしない。「ダイヤモンドの原石」の存在が「まだまだ中東も捨てたもんじゃない」と私をなだめているかのようです。それで何度キレても、やっぱりアラブ世界と関わっていたいと思ってしまう。そんな不思議な感情に動かされて13年。

中東で出会った大切な友達、あるいは友達ではなくても日常の一コマでふと接する人格者たち、それは誠実なタクシーのおっちゃんであったり、珍しく純粋な若者であったり、とても親切な薬局のおじいちゃんであったりと色々ですが、そんなダイヤモンドの原石を見つけると、自分はまだまだ中東に関わり続けるんだろうな~とそんな予感がしております。

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中東発! 人間ウオッチ徒然なるままにわたくしごと
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A Wanderer in Wonderland – 大和撫子のいとをかし中東放浪記
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